ポータブル電源が爆発・発火した事故のニュース、見たことがありますか?危険なものを使うのも置いておくのも不安だし、危ないならいらないですよね。

実はポータブル電源に使われる電池は、大きくわけて4つあります。ニュースで事故が報道されるのは三元系電池。爆発事故はほとんどこのタイプで、格安で売られているのが特徴です。次にリン酸鉄リチウムイオン電池。こちらは三元系と比べて安全性が向上していますが、安全装置がついていないものでは発火の事故が起きています。以上2つが中身が液体の電池。
そして、半固体タイプの電池や固体の電池は、液体のものより安全だといわれています。

半固体電池は何で安全っていえるの?
なにか根拠があるなら知りたいな
半固体電池が今まで日本で売られている液体の電池よりも安全といえるのは、3つの理由からです。
その根拠はこちらです。
わたしには子どもがいるため、ポータブル電源を買ってもぶつかってしまったり、なにかを落としてしまう可能性が大いにあります。その点、衝撃に強い半固体電池のものなら安心して使えます。



爆発したり燃えないなら、安心してあそべるよ!
この記事を読むと、半固体電池が安全と言われる理由がわかります。半固体電池のポータブル電源が家にあれば、防災やアウトドアの場面で大活躍。暑さや寒さに備えたり、スマホのバッテーリーや明かりを確保できます。さらにあたたかい食事もとれるので、安心して過ごせますよ。
半固体電池が安全な理由3つ
1.衝撃に強く、発煙も発火もしないから


半固体電池を使ったポータブル電源を販売しているDabbsso。ここでは釘刺し実験を行い、普段の生活ではあり得ないほど大きな衝撃を加えて安全性を確認しています。
電池自体に釘を刺した時、半固体電池の温度は25度以下でした。また、今日本でポータブル電源の4大メーカーが販売しているメジャーなものは、リン酸鉄リチウムイオン電池という、中身が液体の電池です。こちらは釘を刺すと、爆発はしないものの発煙と温度上昇が見られました。実際のポータブル電源では、これらの小さな電池をたくさん集めて一つの商品にしています。4大メーカーの製品は、充電時に温度が上がりすぎないための安全装置や冷却の機能で対策をしています。
半固体電池なら、そもそも電池自体が発熱しにくく、衝撃に強いといえます。
2.気温45度でも保管・使用ができるから
半固体電池を使ったポータブル電源は、気温が45℃でも保管・使用できます。年々夏の暑さが厳しくなる中、安心して家に置いておけますね。
3.4500回以上繰り返し使えるくらい耐久性があるから
10年間、4500回以上の使用に耐えます。これは液体のリン酸鉄リチウム電池よりも使える回数が多く、防災やアウトドアの場面で長期間活躍してくれます。メーカーの厳しい試験に合格し、繰り返し使用しても安定した電気を供給してくれると証明されています。
半固体電池が安全な根拠2つ
1.液体部分が少なく、電気的に安定している仕組みだから
半固体電池のポータブル電源では、固体の部分が◯%を占めており、液体よりも安定しています。その結果、衝撃や高温という環境にも耐えられるのです。
2.経産省の基準を満たしているから
ポータブル電源による火災事故は年々増加しています。これを受け、経産省からポータブル電源の安全性要求事項という文書が出ています。JIS C 62368に準拠して、ポータブル電源の安全基準も決められています。
要は、ポータブル電源を作るときにこんな安全対策をしてくださいね、と書いてあるんです。電池の過充電防止、端子の誤接続防止、火災リスクの低減などを、検査方法とともに載せています。
現在日本で購入できるのは、Dabbsson社の半固体電池ポータブル電源。こちらの基準を満たしており、安全対策をしている商品です。
Q&A
試験をしてるDabbssonって、信頼できる会社なの?
中国の深圳に本社があり、ここは自動車のバッテリーにおける世界最先端の工場が集まっている地域です。ポータブル電源については世界最大手の〇〇社も、また同じ場所にあります。つまり、電気自動車(EV)用の厳しい基準をクリアしたバッテリー技術を、ポータブル電源に応用している点でもDabbsson社の技術力の高さがわかると思います。
安全性が非常に高い半固体リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用し、業界標準の釘刺し試験でも発火・発煙しない耐久性があることが特徴です。液漏れや火災リスクが極めて低く評価されています。
バッテリー寿命が長く、4000回以上の充放電サイクルを持つため、毎日使っても10年以上使える耐久性があります。
商品の保証期間を5年設けていることからも、自社商品への自信と責任感がみてとれます。日本の安全基準(PSEマーク)も取得済みで、国内サポートは電話・メール・LINEで日本語対応可能。カスタマーサービスの対応も比較的迅速で丁寧と評判です。ユーザーレビューも高評価が多く、性能や安全性、コストパフォーマンスが良好とされています。
日本で販売されているポータブル電源の種類4つ
現在日本で手に入るポータブル電源は、電池の種類から、次の4つにわけられます。
液体(三元系)
爆発事故などが起きているのはこのタイプ。あまりに激安の商品は、残念ながらこちらの電池が多く、安全性の面からおすすめできません。
液体(リン酸鉄リチウム)
三元系よりも安定していると言われ、現在こちらのタイプが主流です。大手メーカーから多数販売されています。しかし、こちらの電池でも、安全対策が施されていないポータブル電源では発火事故が起きています。
半固体
液体ではなく、電池の中に固体の部分があるため、安定しています。比較的新しい技術でありながら、すでに自動車のバッテリーに使われており、安全性は高いといえます。また、価格が安く、重量も液体のものより軽いというメリットが。安全で使いやすいポータブル電源として、とてもバランスが良いタイプです。
固体
固体の電池は、現在日本でYOSHINOという会社からのみ購入することができます。2024年に世界で初めて固体のポータブル電源が発売されました。最新の技術で、60℃という高温でも保管・仕様ができる反面、家庭用のポータブル電源としては重さや価格に課題があります。
ポータブル電源は危険?半固体電池なら安全な理由3つと根拠のまとめ
現在日本で販売されている電池の中で、半固体電池は安全性が高いといわれています。
その理由は、この3つです。
・衝撃に強く発煙・発火しない
・気温45℃まで保管・使用できる
・4500回以上繰り返し使用できる
また、安全性の根拠としては2つあります。半固体電池は液体部分が少なく安定していること、経産省の基準を満たしていること。今日本で販売されている半固体電池のポータブル電源は、