
ポータブル冷蔵庫気になるけど、クーラーボックスで十分じゃない?



キャンプ1泊しかしないけど、自分の場合は必要なのかな?
災害時の熱中症対策や、キャンプ・車中泊で食材を冷たく保つには、ポータブル冷蔵庫が便利です。
でも、子どもがいる自分に合うのか、クーラーボックスとの違いも気になりますよね。
そこで、ポータブル冷蔵庫・クーラーボックス・クーラーバッグにアイスを入れて、5時間の比較実験をしました。
実験でわかった!ポータブル冷蔵庫いる人・いらない人まとめ
- 子連れ夏キャンプにいく(熱中症対策など)
- 楽に管理したい(連泊キャンプや車中泊など)
- しっかり備えたい(防災、薬の保管など)
- 1泊ソロキャンプ
- 夏はキャンプしない
- 防災目的だけど夏暑くない
いる人・いらない人の具体例をすぐに読みたい方はこちらへどうぞ(青い文字をクリックすると飛べます)。
実験の結果、子連れ夏キャンプをする我が家には、ポータブル冷蔵庫がぴったりでした!
夏休みのキャンプで、子どもが熱中症になった経験もある私るーしぃが、ママ目線でお伝えします。
ポータブル冷蔵庫が自分にいるのか、いらないのか。クーラーボックスやバッグで十分なのか?
知りたい方はぜひこの記事を読んで、自分にピッタリの道具を見つけてくださいね。
ポータブル冷蔵庫・クーラーボックス(ハード)・クーラーバッグ(ソフト)実験


ポータブル冷蔵庫、クーラーボックス、クーラーバッグ二重。
それぞれ食材を冷たく保ち安心して過ごせるのは、どのくらいの時間なのか?5時間かけて調べました。
実験の条件


| アイリスオーヤマPCR-20U | Colemanクーラーボックス | THERMOSクーラーバッグ(外側コストコバッグ) | |
| 容量 | 20L | 約38L | 20L |
| 保冷 | 急冷モード-20℃設定 | LOGOS氷点下XL×2 | LOGOS氷点下M×2 |
- 外気温27℃、天気晴れ。13時開始
- 3つ並べて車内のラゲッジスペースに設置
- 最初の2時間は日向を移動、のち日陰に停車
- 事前の予冷はなく、常温(全て内部20℃)から開始
ポータブル冷蔵庫はシガーソケットから給電 - 最初15分間、冷蔵庫の電源を入れ忘れるアクシデント発生
また、各バッグに入れたものはこちら。
- ガリガリくん
- あずきバー
- 凍らせたゼリー
- 凍らせた500ml水ペットボトル
1〜5時間後の結果
| ポータブル冷蔵庫 表示/実測 | クーラーボックス | クーラーバッグ | ||
| 開始時温度 | 20℃ | 20℃ | 20℃ | 最初15分間電源入れ忘れ。失敗しちゃいました(笑) |
| 1時間後 | -8℃/-3℃ | 6℃ | 5℃ | アイス変化無し |
| 2時間後 | -9℃/-4℃ | 12℃ | 11℃ | 保冷剤がズレて温度上昇。ゼリー溶ける |
| 3時間後 | -14℃/-9℃ | 9℃ | 0℃ | 保冷剤に密着したため0℃まで下がるが、ゼリーは液体化 |
| 4時間後 | -16℃/-11℃ | 13℃ | 0℃ | ガリガリくんは棒から脱落。あずきバーのみ無傷 |
| 5時間後 | -17℃/-12℃ | 11℃ | 8℃ | ついにあずきバーも柔らかくなる。 |
わが家の子どもたちは、ガリガリくんとあずきバーが大好き。
アイスとして棒付きで食べられる時間は、ガリガリくん3時間までに対し、あずきバーが5時間と圧勝でした。


わたしはポータブル冷蔵庫を使い始めの頃、楽しみにしていたガリガリくんを溶かしてしまい、子どもに泣かれました…。
失敗談と冷えない原因はこちらの記事に書いています。
ポータブル冷蔵庫はクーラーボックス代わりになる?同じところ・違うところ


3つとも食品を冷たく保つ目的は一緒です。
ポータブル冷蔵庫はクーラーボックス代わりになります。より使いやすい点は、時間がたてばたつほど冷えていくこと。
夜間も熱中症対策ができますし、新たに氷を作れるので、日中に残量を気にせず十分体を冷やせます。
ポータブル冷蔵庫は、子どもがいて防災や夏キャンプで熱中症対策したいかた、5時間以上食品を冷たく保ちたい方に最適です。
また、クーラーバッグを二重にすれば、飲み物だけなら5時間十分冷たく保てます。
詳しく説明していきます。
同じところ:1時間後まではアイスが溶けない
適正量の保冷剤を入れたとき、開始1時間後までの冷え方にあまり変化はありませんでした。
どの方法でも、アイスを棒から落ちないまま食べることができます。
違うところ
- 密着が必要か
- 時間経過
- 安心感
密着
ポータブル冷蔵庫は隙間が必要。クーラーボックスは保冷剤にくっついてる部分しか凍らないです。
ポータブル冷蔵庫は空間全体を冷やしてくれます。クーラーボックスは隙間があると、温度が上がりやすくなります。凍らせたペットボトルなどでうまく隙間を埋める必要があります。
時間経過
ポータブル冷蔵庫はどんどん冷えていく。クーラーボックスは5時間でぬるくなります。
今回、実は最初の15分間、ポータブル冷蔵庫の電源を入れ忘れていました。つまり常温で放置です。
でも、1時間後には-3℃に。
保冷剤を使うとだんだんぬるくなりますが、ポータブル冷蔵庫は電気がある限り冷えていきます。特にアイスなど冷凍状態を保ちたかったり、氷を新しく作りたい場合は、今回使った-20℃まで冷やせるタイプがおすすめです。
安心感
冷蔵庫は電源さえ入っていれば放置OK。クーラーボックスは運転中に保冷剤からずれたり、2時間経過するとアイスが溶けます。肉や魚などを10℃以下で冷やせるのは、室温27℃で5時間まで。
ポータブル冷蔵庫の「放置していい安心感」は、子どもとのお出かけの強い味方です!
使ってわかったポータブル冷蔵庫のデメリット3つ
- 置き場所問題
- 排気口周りの空間確保問題
- 電源の確保問題
置き場所問題


実際に使ってみると、助手席や後ろのラゲッジスペースに置くには、工夫が必要でした。
どちらもいまいちうまく収まらず、空間を開けた分、運転中に滑ってしまいます。
試行錯誤し、わが家のコンパクトカーには、後部座席の足元が一番よかったです。
ここなら子どもも冷たいものに手が届くし、各座席を広く使えます。
運転中に滑ってしまうこともなかったです。
キャンプで荷物をたくさん積み、かつ子どもの座席を広く確保できるので、気に入っています。
排気口周りの空間確保問題


排気口の周りには、10センチほど空間が必要です。写真の緑で囲った部分。
ここを塞いでしまうと、食品が冷えない原因になります。
後部座席の足元なら、置くことができました。


助手席では、横向きには収まらず、縦に。
コンセントがモニター側にあるから前にして、座席をほんの少し下げて…
でも排気口のため空けすぎると、足元側が重いので縦に落ちてしまいます。
置き方にはかなり気を使いました。


ラゲッジスペースも同様です。
子どもたちは、後部座席の背もたれを倒したがるので、ここに置くのは難しいかも知れません。
さらに、排気口用に手前の空間を作っても、運転していると動いてしまいます。
ここにキャンプの荷物をぎっしり積むと思うと、なんだか難しいパズルのようです。
電源の確保問題


最大の弱点は、エンジンを切ると、1時間で「10℃以上」になることです。
シガーソケット給電は、エンジン停止と同時に冷却も止まってしまいます。
別の日に実験したところ、放置してわずか1時間で庫内温度は10℃を突破。
保冷剤を入れたクーラーボックスより早く温度が上がってしまうんです。
常に冷やし続けるには、ポータブル電源などの別電源が必要です。
具体的な検証データと対策は、こちらの記事に詳しくまとめています。
ポータブル冷蔵庫いる人・いらない人


私は子連れで夏キャンプをするので、熱中症対策にポータブル冷蔵庫は必要、と実感しました。
その反面、クーラーボックスやクーラーバッグ二重のほうが使い勝手がいい人もいると感じたので、具体例をあげますね。
ぜひ、自分はどのパターンかな?と探してみてください。
いる人
■ 子連れキャンプ派
・熱中症対策を万全にしたい(氷を作り続ける)
・キャンプ2日目の朝もチーズやベーコンが食べたい
・食材余らせて廃棄しがち
・キャンプで絶対アイス食べたい
・長時間(5時間以上)の外出をする(保冷剤の限界を超えて冷やし続けたい)
■ ラクしたい派
・思いついたら即行きたい、保冷剤の事前冷却が面倒
・撤収後に冷たいスポドリやアイスコーヒーで一息つきたい
・連泊で途中買い足しする
■ しっかり備えたい派
・夏30℃超え地域で防災対策重視
・薬など冷蔵品の持ち運びが必要
・高機能BOX+保冷剤+食材は重すぎて運べない
■コスパ重視派
高機能クーラー2〜5万円vsポータブル冷蔵庫約2万円。
ポータブル冷蔵庫は電気を使うから高価だと思われがち。でもじつは、単体で見たら冷蔵庫のほうが安い場合もあるんです。
保冷剤を凍らせる手間や、溶けない安心を買うと考えれば、意外とコスパは良いんです。
いらない人
- 1泊ソロキャンプの人。BOXで十分
- 保冷剤の準備・管理ができる人。パズルのように隙間なく詰めるのを楽しめる
- 夏はキャンプしない人
- 車内スペースに余裕がない人。排気口の周りに空間を確保しないといけない
- ミニマリスト・徒歩キャンパー
- 夏暑くない地域で常温食材だけで過ごせる、防災目的の人
- アイスの持ち運びは1時間以内の人
よくある質問Q&A
- 冷蔵庫買ったらBOXは捨てていい?
-
正直に言うと、大人数のBBQや真夏の平地キャンプの予定がなければ、捨てても大丈夫です。
でもここまで調べているあなたなら、もうポータブル冷蔵庫の知識は十分。まずは1回使ってみてください。
使ってみて「BOXなくても大丈夫だな」と思えたら処分でOK。
「やっぱり両方あると安心」と思えたら残せばいい。
どっちも正解です。 - ポータブル冷蔵庫は車のエンジン切っても動く?
-
基本的には動きません。シガーソケットからの給電が止まるためです。車を離れる間も冷やしたい場合は、ポータブル電源に繋ぎ変える必要があります。今後実際にポータブル電源で使った体験談を書いていきますね。
- アイリスのポータブル冷蔵庫で何時間使えば電気代いくら?
-
家で予冷する場合、消費電力は約45W程度。1日中つけっぱなしにしても、家庭の電気代なら数十円程度です。保冷剤を買うより安上がりかもしれませんね。
- ポータブル電源は何Whあれば使える?
-
241Wh程度の小容量でも4〜5時間は持ちますが、1泊キャンプなら500Wh以上、次の日の朝まで食材を冷やすなら1000Wh程度あると安心です。
- 音はうるさい?寝るとき気になる?
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コンプレッサーが動くときは『ブォーン』と音がしますが、車中泊やキャンプの外で使う分にはほとんど気になりません。静かな室内だと少し音が聞こえるかな、という程度です。
【ポータブル冷蔵庫はいらない?アイスで実験】のまとめ
- 子連れ夏キャンプにいく(熱中症対策など)
- 楽に管理したい(連泊キャンプや車中泊など)
- しっかり備えたい(防災、薬の保管など)
- 1泊ソロキャンプ
- 夏はキャンプしない
- 防災目的だけど夏暑くない
ポータブル冷蔵庫、クーラーボックス、クーラーバッグにアイスを入れて、5時間かけて冷え方を比べてみました。
デメリットも感じつつ、子連れで夏キャンプに行くわが家には、熱中症対策として必須だとわかりました。
まずはレンタルで使い心地をためすのもおすすめです。
夏本番には、ほしい商品が貸出中・売り切れのことも。
今のうちにチェックしてみてくださいね。








